GP11 チーム制作 01

やることリスト

JavaScript で Unity を動かそう

だいたい C 言語と同じノリ。

print("Hello, world!");

変数を宣言するには var を使う。

var hoge = 100;
print(hoge);

関数を宣言するには function を使う。

function HogeFunc(x, y) {
    return x + y;
}

print(HogeFunc(10, 20));

文字列は + で結合できる。

print("Hello, " + "world!");

文字列に + で数値を付けることもできる。

print("10 + 20 = " + (10 + 20));

わりといい加減に使えるのが JavaScript のいいところ。

でもやっぱりガッチリ使おう

本来の JavaScript はわりといい加減に使える。でも Unity の JavaScript は、いい加減なところをガッチリさせるための機能が用意されている。

ファイルの頭に次の一行を置く。

#pragma strict

これでガッチリしてない部分は事前にエラーが出るようになる。

もっとガッチリ書く

C 言語と同じように、変数に型を付けられる。

var x : int = 10;
var y : float = 3.14;

関数も型を付けられる。

function Hoge(x : int, y : int) : int {
    return x + y;
}

この辺りは本来の JavaScript には無い文法。 ActionScript (Flash)とかによく似ている。

外から見える変数、見えない変数

変数はデフォルトで「外から見える」設定になっている。

次のように変数を定義して、 Inspector ビューから覗いてみよう。

var hoge : string = "Hello!";

Unity のインターフェースを使って設定を調整したい項目などは、こうやって「外から見える」ようにしておくといい。

見えなくするには private を指定する。

private var hoge : string = "Bye!";

これで Inspector ビューからは見えなくなる。

Web Player 向けビルドの手順

他人に作品を見せたり、講師に作品を提出したりする場合には、ブラウザ上で動作する Web Player 向けビルドを使うのが好ましい。

まず File メニューから Build Settings… を選択する。すると Build Settings ダイアログが開く。

Build Settings

Build Settings ダイアログには “Scenes In Build” と書かれたボックスがある。ビルドに含まれるシーンはすべて、このボックスに登録しておく必要がある。 “Add Current” ボタンを押すと、現在開いているシーンがボックスに登録される。シーンはあらかじめセーブしておくこと。

次に Platform (左下のボックス)を Web Player に切り替える。 Web Player を選択してから “Switch Platform” ボタンを押す。 Unity アイコンが Web Player の横に移動すれば成功。

これで準備は完了。あとは Build ボタンを押して出力場所を決めれば、 Web Player 向けの HTML ファイルと .unity ファイルが出力される。

TIPS